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国際異種移植学会にてブタ臓器の長時間保存について発表

低電圧の単極電界(LVEF)で「水分子を微振動」させ、24時間保存後も臓器組織を良好に保存

DENBA JAPAN株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:後藤錦隆、以下「当社」)は、2026年8月24〜25日に中国・成都で開催された第2回アジア異種移植学会(2nd Congress of the Asian Xenotransplantation Association/AXA)において、小林再生医学研究所(代表:小林英司 医師)との共同研究の成果を発表しました。低電圧の単極電界により水分子を微振動させる当社の保存・輸送装置「DENBA Medical TSP」を用い、ブタ臓器を24時間保存した後も、組織が良好に保たれることを病理学的に確認しました。

背景

ブタの臓器をヒトに移植する異種移植(xenotransplantation)の実用化が近づくなか、摘出した臓器を良好な状態で保存・輸送する技術の確立が急務となっています。ブタ臓器はヒトの臓器より保存中の傷みに弱く、従来の低温・常温保存に加えた新たな技術が求められています。

研究の概要

  • ミニブタの胸腹部臓器(心臓・肺・肝臓・腎臓・小腸)を摘出し、トレハロース含有ET-K保存液にDENBA Medical TSPあり/なしで24〜48時間、静置浸漬保存して病理評価。
  • 同サイズのミニブタで自家腎移植モデルを作製し、17時間または24時間の一晩保存(overnight preservation)後の術後腎機能・生検所見を評価。

主な結果

  • 24時間保存後の病理評価で、各臓器の上皮細胞が良好に保存され、特に肝臓の実質組織は極めて良好に保たれた。
  • DENBA処理群(+)では、肺・小腸・腎尿細管の上皮が良好に保存され、肝細胞実質の損傷もわずかであった(非処理群との比較)。

※本研究は前臨床(非臨床)段階であり、臨床使用や治療効果を示すものではありません。

研究体制

小林英司(小林再生医学研究所 代表/移植医学・再生医学の第一人者)、後藤錦隆(DENBA JAPAN 代表取締役)、近藤加奈子 ほか。

代表者コメント

「臓器を『より長く、より遠くへ』安全に届けることは、移植を待つ患者さんの希望に直結します。今回、24時間という実輸送に近い条件で良好な保存性を確認できたことは大きな一歩です。世界の研究者・臨床医と連携し、実用的な臓器保存・輸送の実現を目指します。」(DENBA JAPAN株式会社 代表取締役 後藤錦隆)

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